ここでは、日本の住宅についてご説明します。

目次

1.持ち家

2.公営住宅

3.UR賃貸住宅

4.民間賃貸住宅

1.持ち家

所有権のある住宅のことを日本では一般的に「持ち家」といいます。「持ち家」には、一戸建て住宅やマンションといった形態がありますが、住宅を建てたり、購入したりするに当たっては、様々な手続や契約が必要になります。

2.公営住宅

住宅に困っている所得の低い人を対象に、地方公共団体が安価な家賃で提供している賃貸住宅で、都道府県や市区町村ごとに収入基準などの入居要件が定められています。

公営住宅の入居について

・公営住宅は、住宅に困っている所得の低い人を対象としていることから、管理者である都道府県や市区町村ごとに収入基準などの入居要件が定められています。

・外国人については、通常の入居要件のほかに、例えば、1年以上の在留資格や在留実績があることなどの要件がある場合があります。

・公営住宅への入居を希望する場合は、住宅を管理している都道府県や市区町村に申込みを行います。

・入居要件や申込方法など、詳細は、入居を希望する住宅を管理している都道府県や市区町村に問い合わせてください。

3.UR賃貸住宅

一般的な賃貸住宅です。賃貸借契約に基づき、賃料などを支払うことにより、誰でも住宅を借りて住むことができます。なお、契約内容は物件によって様々ですので、十分な確認が必要です。

UR賃貸住宅の入居について

・UR都市機構が定める基準月収額を超える収入があることなどが要件となります。

・外国人の場合には、在留資格が外交、公用の人、特別永住者、中長期在留者(永住者を含む)が入居できます。

・入居の申込方法や募集状況の確認など、詳細はUR営業センターなどに問い合わせてください。

4.民間賃貸住宅

民間賃貸住宅の入居について

・日本で民間賃貸住宅を探す外国人のために、「部屋探しのガイドブック」、「外国人のための賃貸住宅入居の手引き」を作成しています。

・「部屋探しのガイドブック」では、次のことなど、部屋探しに役立つ情報が掲載されていますので、参考にしてください。

①日本での賃貸住宅の探し方・契約の流れ
②必要な書類と費用
③入居の手続
④日本の住居の住み方のルール
⑤退去の手続
⑥部屋を借りるときに知っておきたい不動産用語など

・「外国人のための賃貸住宅入居の手引き」では、日本で部屋探しをするときに活用できる基本的な情報や、外国語で対応できる不動産店のウェブサイトなどを紹介しています。

国土交通省ウェブサイト
詳細は次のウェブサイトで確認してください。
https://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/house/jutakukentiku_house_tk3_000017.html