結婚に至った経緯

私は日本国籍の“〇〇〇〇”と申します。この度の申請人であり、私の夫であるベトナム国籍 “△△△”に在留資格「日本人の配偶者等」を賜りたく、在留資格変更許可申請を行わせていただくに当たり、夫と初めて知り会ってから結婚に至り、また現在に至るまでの経緯を下記にご説明させていただきます。

〇〇〇〇年〇〇月、私は大学院留学のために渡米し、同年7月~8月の2か月間は大学付属の語学学校に通っておりました。その時に私が滞在していたアパートに、当時近くの職場に勤めていた夫も暮らしており、私と夫は当該アパートの隣人として知り合ったのです。

週末に利用することの多かった共用のコインランドリーでは、夫と顔を合わせることも多く、いつしか私たちは話す機会も自然に増え、車を持っていなかった私が学校に送ってもらったことがきっかけで、その後お互いに連絡を取り合うようになりました。そして2人の関係は、私の大学院が始まった2008年9月頃から真剣な交際へと発展し、〇〇月頃にはお互いの家を行き来するようになりました。

〇〇〇〇年を迎え、お互いに目指している目標に向けて頑張りつつ、順調に交際を続けるうちに、私たちはお互いのことをより大切に感じられるようになりました。そこで、同年春には一緒に暮らし始め、そのことによって、お互いをより深く理解できるようになり、私たち2人の絆は次第に深まっていき、また結婚へつながる想いも生まれるようになりました。それからというもの、私たちは楽しいことだけに限らず、お互いの意見を交わす時間も増していき、そのように交際を深めていく中で、私は〇〇〇〇年〇〇月の大学院修了を無事に迎えるに至りました。

卒業後、私は米国での就職活動を始めたのですが、なかなか希望の職を得ることができず、〇〇〇〇年秋には日本でのUターン就職を決意することとなりました。そこで、それまでに結婚への意志が固まりつつあった私たちは、真剣に結婚についても話し合うようになりました。その話合いの結果として、夫は私と共に日本で生活をしていくことを決意し、留学生のための〇〇キャリアフォーラムで面接を受け、現職を得たのです。そして、2013年4月、夫は私の帰国に合わせ、現職〇〇〇〇株式会社のアナリストとして(在留資格「技術・人文知識・国際業務」)来日いたしました。

〇〇〇〇年はお互いにとって新しい職場での初年度ということもあり、お互いに仕事に慣れることを第一に考え、生活が落ち着く頃を待ち、結婚式を挙げることに決めました。その生活の中ではただ恋人であった時とはまた違った形でお互いを思いやる気持ちで努力を重ね、よりお互いを大切に思えるようになったと実感しております。

〇〇〇〇年の年末から〇〇〇〇年の正月には、初めて2人でベトナムの夫の郷里を訪れました。夫の両親からも私たちの結婚について理解と応援を得られ、夫の兄弟2人とは、2泊3日の旅行を共にしました。そして、仕事と日本における生活もようやく落ち着いた〇〇〇〇年〇〇月〇〇日に、私たちは、東京都〇〇区役所において婚姻の届出を提出し、正式な夫婦となりました。

その後も順調に私たち夫婦の結婚生活は続き、〇〇〇〇年〇〇月には夫の弟〇〇の結婚式(於ホーチミン市)に参加するため、再びベトナムを訪れる機会がありました。この時は、弟と同じ敷地内にある夫の兄の居宅でお世話になり、より一層、夫の親族の方々とも良好な関係を築くことができたと実感しております。

そして〇〇〇〇年〇〇月、入籍から2年経ち、私たち夫婦もようやく結婚式を挙げることとなりました。「〇〇ホテル」で50人ほど(彼の同僚、私の親族・友人)を招いて、ささやかな披露宴を行うこともできました。そして現在に至り、この度の申請に至った次第です。

なお、夫は来日以来、「技術・人文知識・国際業務」の在留資格を賜り本邦に滞在しておりましたが、日本における生活が安定した現在、将来を踏まえて生活の本拠を構えようと、夫と共に不動産の購入について色々と調べておりましたところ、「永住者」及び「日本人の配偶者等」という在留資格の存在を知りました。そこで、上記の在留資格について貴局に実際にお伺いしてご相談させていただいたところ、私たちの現況においては「日本人の配偶者等」への在留資格変更許可申請を行うことが適切であるとのご教授をいただきましたので、本件申請を行わせていただくこととなりました。

以上のような経緯により、本件申請を行わせていただく次第ですので、夫に「日本人の配偶者等」への在留資格変更のご許可を賜りたく、何卒、よろしくお願い申し上げる次第です。

以上