文系学部出身の外国人をSEとして採用したケース

ここでは、文系学部出身の外国人をSEとして採用された外国人の就労ビザ事例をご紹介します。

事例

ゲーム開発を行っているA会社では、毎年、学部を問わずプログラマやシステムエンジニア(SE)を採用しています。業務に必要な専門知識は、入社後の研修で習得します。

今回、ゲームの多言語化に伴い、外国人の採用を検討しています。

申請のポイント

就労ビザというのは、大学等での専攻科目と就労先での業務内容の関連性が重視されます。
従って、基本的に難しいのですが、例えば、翻訳システムや国際プロジェクトのシステムを開発する場合などは、技術的な資質と言語的な資質が両方必要とされるため、文系学部出身者でも在留資格を取得できる可能性があります。

この事例も、多言語化に伴う採用ですので、文系学部出身であっても、就労ビザを取得できました。

必須書類に加え、多言語化に関する詳細な事業計画書を提出します。単に、「今後、自社商品を多言語化する計画があるため、外国人を採用したい」と書いても、信憑性がないからです。

事業計画書には、多言語化のスケジュール、現地でのゲーム市場ニーズ、現地での販売方法、現地代理店の情報、想定販売価格などを記載し、多言語化の具体的計画を説明します。

「技術・人文知識・国際業務」ビザの申請事例