文系学部出身の外国人をSEとして採用したケース
ここでは、文系学部出身の外国人をSEとして採用された外国人の就労ビザ事例をご紹介します。
事例
ゲーム開発を行っているA会社では、毎年、学部を問わずプログラマやシステムエンジニア(SE)を採用しています。業務に必要な専門知識は、入社後の研修で習得します。
今回、ゲームの多言語化に伴い、外国人の採用を検討しています。
申請のポイント
就労ビザというのは、大学等での専攻科目と就労先での業務内容の関連性が重視されます。
従って、基本的に難しいのですが、例えば、翻訳システムや国際プロジェクトのシステムを開発する場合などは、技術的な資質と言語的な資質が両方必要とされるため、文系学部出身者でも在留資格を取得できる可能性があります。
この事例も、多言語化に伴う採用ですので、文系学部出身であっても、就労ビザを取得できました。
必須書類に加え、多言語化に関する詳細な事業計画書を提出します。単に、「今後、自社商品を多言語化する計画があるため、外国人を採用したい」と書いても、信憑性がないからです。
事業計画書には、多言語化のスケジュール、現地でのゲーム市場ニーズ、現地での販売方法、現地代理店の情報、想定販売価格などを記載し、多言語化の具体的計画を説明します。
「技術・人文知識・国際業務」ビザの申請事例
- 事例-就労ビザの許可・不許可事例(専門学校卒業)
- 事例-会社が事業に必要な営業許認可を取得していない
- 事例-過去の申請との整合性が合わない
- 事例-提出書類に疑義があると判断されたケース
- 事例-職務経歴の偽装があると判断されたケース
- 事例-上場企業でもビザ変更が不許可となったケース
- 事例-一流大学を卒業したが、就労ビザが不許可
- 事例-労働基準法違反により就労ビザが不許可
- 事例-日本語を独学して、通訳・翻訳で就労ビザを取得
- 事例-会社の看板の写真に疑義があって、就労ビザ申請が不許可
- 事例-個人事業主が外国人を雇用したケース
- 事例-日本側で許可になるが、現地大使館でビザ発給拒否
- 事例-文系学部出身の外国人をSEとして採用
- 事例-個人事業主が外国人を採用する
- 事例-インターナショナルプリスクール、バイリンガル保育園で外国人を採用
- 事例-ホテル、温泉旅館等で外国人を採用する
- 事例-飲食店等で外国人を採用
- 事例-「技術・人文知識・国際業務」ビザの職務内容と証拠資料
- 事例-建設会社で外国人を採用する
- 事例-海外の通信制大学や放送大学を卒業している外国人
- 事例-海外の短期大学や3年制大学を卒業している外国人
- 事例-ワーキングホリデーの外国人を採用する
- 事例-社団法人、NPO法人等で外国人を採用する
- 事例-入社後数か月間、現場実習をさせたい場合
- 事例-設立したばかりの会社で外国人を採用
- 事例-設立準備中の会社で外国人を採用
技術・人文知識・国際業務
- 技術・人文知識・国際業務
- 「技術・人文知識・国際業務」ビザとは
- 「人文知識・国際業務」の二つのカテゴリー
- 「人文知識・国際業務」の就労分野
- 「本邦の公私の機関」とは
- 「人文科学の分野に属する知識を必要とする業務」とは
- 「人文知識・国際業務」と「経営・管理」との関係
- 「人文知識・国際業務」と「興行」との関係
- 「外国の文化に基盤を有する思考若しくは感受性を必要とする業務」とは
- 外国人がホテル・旅館に勤務する場合
- 雇用契約等
- 機関の事業の適正性、安定性、継続性
- 「人文知識・国際業務」の要件-在留資格該当性
- 「人文知識・国際業務」の上陸許可基準
- 「人文知識・国際業務」の学歴要件・実務要件
- 「特定活動」ビザ-留学生の卒業後の就職活動
- 「技術」類型の在留資格該当性
- 「技術」類型の上陸許可基準
- 「技術」類型の典型的事例
- 就労ビザの許可・不許可事例(専門学校卒業)
- 「技術・人文知識・国際業務」ビザの要件、注意点、必要書類