日本の専門学校の学科

ここでは、日本の専門学校にはどんな学科があるのかについてご説明します。

日本の専門学校にはどんな学科があるのか?

日本の専門学校には多種多様な学科があります。

技術系(理科系)の学科の例

工業
機械
建築・設計(CAD)
情報・IT
自動車整備
電子工学

文科系の学科の例

簿記・会計
翻訳・通訳
語学
経営
国際ビジネス
貿易

その他の学科の例

美容
ファッション
音楽
アニメ
芸能
調理など

外国人を採用の時は学科名に注目

専門学校は就職を前提とした職業訓練的な要素を多分に有しているため、職種の分だけ学科やコースがあるといえます。
当然のことながら、これらの専門学校の学部・学科には日本人もいるので、日本人を採用するという場合には、学校名や学科名は全くこだわる必要はありません。
しかし、専門学校卒業の外国人を採用するとなると、学科名は最初に注目したいポイントです。

コース名や専攻も確認

また、学科名だけではなく、コース名や専攻もきちんと確認する必要があります。同じ学校、学科だから、専門も同じだろうと思っていたら、全く異なっているということはよくあります。

なお、専門学校と日本語学校は明確に異なります。
海外の短大または大学も卒業していない、日本の専門学校も卒業していない人で、日本語学校のみを卒業した人が就労ビザを取得するというのは、10年以上の実務経験がなければできませんので注意が必要です。

外国人のいる学科やコースは、だいたい決まっています。というのも、入学する時点で、彼らも当然、就職のことを考えて入ってきていますから、就労ビザが取れないような学科に入学することはないでしょう。

業務に必要な知識や技術が習得できるとなると、自ずと学科も絞られてきます。中には、日本人よりも優秀な外国人を輩出している専門学校もあります。

外国人を採用するのであれば、本人をしっかりと見ることも必要ですが、卒業した専門学校についても十分な資料を集めて、本当に会社の業務に必要な知識や技術を身につけているのかということも確認したいところです。

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