海外の短期大学や3年制大学を卒業している外国人を採用する

ここでは、海外の短期大学や3年制大学を卒業している外国人を採用する場合の事例をご紹介します。

事例

インバウンド支援、翻訳サービス等を行う会社で、フランスの3年制大学を卒業している外国人を採用したいと考えています。学士の学位は取得していません。

申請のポイント

通信制大学の事例と似ていますが、学士(BachelorDegree)以上の学位を持っている場合、日本の大卒相当と判断され、学歴の要件はクリアできます。

しかし、その国独自の学位や「DIPLOMA」などについては、個別判断となります。

これらの学位が大学卒業程度と判断されるかどうかは卒業証明書だけでは判断が難しいため、当該国の文部省(教育省)の資料、大使館が発行する資料などを基に、当該国の現行教育制度を調べ、体系的に整理した書面にして、ビザ申請書類と一緒に提出する必要があります。

この事例では、文部科学省が発表しているフランスの教育制度に関する資料、フランスの教育省のウェブサイトの日本語訳、本人の履歴書を提出します。

本人の履歴書については、小学校の入学から、最終学歴の卒業まで正確に記載し、15年間の教育(日本の短期大学相当)を受けていることを説明します。

「技術・人文知識・国際業務」ビザの申請事例